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『サマーレインの彼方』 & 『VOICE』

音楽ライター、神館和典氏が“上原ひろみ”を取材して書き下ろした本。




取材とは言っても、その期間は2005年05月から同07月までの3ヶ月間のみ。
うーん、やっつけ仕事感が漂ってますな。
まっ、これが商売上手、幻冬舎のやり方、文句は言うまいw


超絶技巧派ピアニストとして語られることの多いひろみ嬢ですが・・。
彼女は、バークレイを出てるわけですけど、ピアノ課じゃなくて、作曲課の専攻
なんですよね。うーん、よくわかってますね、賢い。

彼女が、普段 iPod で聴いている音楽って言うのが面白い。
オスカー・ピーターソン、ジェフ・ベック、ジョン・マクラフリン、ストラビンスキー、
ドリカム・・・、そして、フランク・ザッパw。この脈絡の無さ、雑食上等、素敵です。
やっぱ、こうじゃなくっちゃ!!!





で、先日、注文していた彼女のニューアルバム『Voice』が手元に届いたので、
一通り聴いてみたわけですが・・・、はっきり言って、コレ、失敗作ですね。何が
よくないって、彼女をサポートするメンバー(Simon Phillips & Anthony
Jackson)が彼女の音楽にフィットしてない、彼女のセンス、狙っている世界を
引き出せてないなー、と感じましたデス。

Simon Phillips も Anthony Jackson もソツの無いプレイをしてはいるんで
すけど、“ただそれだけ”。無難なプレイ。一言で言えば、「バンドとしての躍動
感に欠ける」、っていう感じ(「そんなものを期待しているお前が間違ってる」と言
われればそれまでですが・・・σ(^_^;)アセアセ)。普段、一緒にツアーを回ってい
るメンバーと一緒に作り上げたアルバムの方が全然出来がいいと思うです。

なんかさー、このアルバム、ネームバリューのあるミュージシャンで回りを固め
て商業的な成功を狙ってみました、みたいなレコード会社主導で作られた安易
な作品なのかも、と勘ぐってみたくなったり・・・。


このアルバムから、『Labyrinth』。先日の記事でも取り上げたのと同じ曲ね。






こうして聴いてみると、ホントつまんないなー、Simon Phillips。
つーか、先日の記事中で取り上げた動画でプレイしている Ronald Bruner,jr
とどうしても比較してしまう。Ronald Bruner,jr が超絶凄すぎるんだな。彼の方
が、Simon Phillips より全然、ロックしてる・・・w(まっ、彼、一応、JAZZ ドラマ
ーって言うことにはなってるわけですが)。

彼も、ひろみ嬢同様、

   「ジャンル?何、それ?知らんがな、そんなもん ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ ・・・」

の人ですね。


 


2011-04-11 21:28:39投稿者 : のうたいむの鍵盤